平成21年11月30日月曜日

永井荷風の同国人に質問:

1。永井荷風に描かれた女性は日本人にどんな印象を与えますか。
普通の女性とどのように違いますか。

2。日本人は遊女についてどんな意見を持っていますか。歴史的に遊女についての考え方はどのように変わりましたか。

3。芸者は女性の社会地位に影響を与えましたか。芸者は社会でどんな役割を果たしましたか。

4 件のコメント:

  1. カロリナさんの質問にお答えします。

    1…作品をしっかりと読んだことがないので、うまく答えられませんが、性的な側面が強いというイメージがあります。

    2…個人的に遊女は美しくも悲しい、残酷な運命という印象があります。家庭の事情で親に売られて自由に廓からも出られない、悲惨な一生だった人もが多いと聞きますので。それでも吉原のような公娼はまだまし、私娼はもっともっと過酷だったと聞いたことがあります…。

    歴史的に遊女についての考え方はどう変わったか…、ちょっと難しいですね。
    明治時代ごろから、西洋からの影響もあり、廓や遊女のあり方が江戸時代とは変わったと聞きます。
    江戸時代の廓文化、特に遊女言葉は独特で、現代でも関心を持つ人は多いです。
    映画やドラマでは今もよく遊女は登場します。

    3…芸者の社会的影響、役割も難しいですね。幕末(江戸時代後期)や明治時代は政治や経済の有力者のいる所に芸者がいるという印象はあります。桂小五郎(かつら こごろう)の奥さんも芸者でしたし…。

    いい答えができなくて、ごめんなさい!!

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  2. コメントしてもらってありがとうございました。

    永井荷風の小説に出た遊女の中で、自分で遊女になりたかった女もいました。その女にとって主人を持つ事は廓の生活よりもっと悲惨でした。これは大事な社会的な問題だと思っています。

    独特な遊女言葉について聞いたことがありません。面白そうだからこれからきっと調べますね。

    遊女は登場した映画をなにかを勧められますか。

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  3. カロリナさんへ

    自分から遊女になった人がいたんですね…。初めて知りました。その背景には本当に深刻な社会的な問題があったのでしょうね。是非お調べになってください。

    余談ですが、吉原のような公娼について外国から指摘されたとき、明治政府は「人ではなく、家畜だから…」と言い訳をしたと聞いたことがあります。(←ちょっと自信がないのですが、調べてみてください)

    映画ですが、「吉原炎上」という映画が有名ですかね…。これは20年ぐらい前の映画です。
    2,3年前には「さくらん」という映画がありました。

    石井より

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  4. 自分から遊女になりたい女性を弁別する訳にはいきません。たいてい、女性は深刻な問題にぶち当たって、弱くなって、遊里に逃げました。だから彼女たちを『家畜』と呼ぶのは場違いだと思っています。社会的な問題として思われた方がいいでしょう。

    『さくらん』を見た事があります!いい映画だと思っています。

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